国語科より読解力の「付け方」

みなさん、こんにちは。

国語科の平田です。

今回は現代文についてのお話です。

 

みなさん(高校生の人も、保護者の人も)、現代文って得意ですか? 

勉強していますか?(保護者の方なら、「していましたか?」ですね)

ひょっとしたら現代文の勉強なんて全然していないって人もいるんじゃないでしょうか(保護者の方なら、「全然していなかった」ですね)。

 

まあわからなくはないですよね。勉強にかけた時間に対して、返ってくる点数が少なそうだし。

でもですね、現代文ってめちゃくちゃ、

もうほんとにめちゃくちゃ大事です。

 

現代文っていうか、「文章の読解とそれに対してどう答えるか」が。

他の科目の勉強も、例えば問題文を理解できなければ答えることは難しいわけだし、そもそも教科書・参考書に何が書かれているかわからなければ、勉強すること自体が難しくなりますから。

社会人になってからもそうですよね。読解ってすっごく大事です。人の話の要点を読み取る。それができなければ円滑なコミュニケーションが取れないですから。読み取れても、適切な返答ができなければ、やっぱり円滑なコミュニケーションはできません。

ですから、読解力って。すごーくすごーく大事なわけです。

でもその「読解力」ってどうやってつけるのか、明確な方法がなさそうじゃないですか、一見。だからみんなあんまりやらないんでしょうね。

 

ということでこのブログでは「読解力の付け方」について書いていきます

(と言っても私の担当は毎月第2週。1ヶ月に1回のペースですが)。

 

今回は基礎の基礎、ある一文が読めないときの方法です。

「あー、この文何を言っているかわからないなー」ということありますよね? ありません? 私もありますよ、いろんな文章を読んでいると。そういうときどうするか。

それはですね、まず「述語」を見る。「述部」って言ってもいいですが。

「主語」の前にまず「述語」です。例を見てみましょう。

 

マキャベリは、帝政ローマから中世に至る普遍的な秩序への希求こそが、現実には統治の力をもたない権威同士の果てしない争いを生み、社会を混乱させる原因となったと考えた。

 

はい、例えばこの文がわからなかったとしましょう(すぐわかる人も一応読んでもらえるとありがたいです)。

そしたら(=この文わからないと思ったら)

まず見るのは「述語」=「考えた」ですね。「考えた」んです。じゃあ主語は? 「マキャベリ」ですよね。だから「マキャベリが考えた」んです。これは誰だってわかりますよね。「マキャベリが考えた」ってことの意味は。

 

じゃあ次は何をマキャベリが考えたかの中身を見ていく。

これもまず「述語(述部)」=「原因となった」を見ます。「原因となった」んです。そしたらその主語が気になりますやん、「何が原因となったのか」。

はい、主語を見ます。「希求こそが」ですね、主語は。

ということで、「希求こそが原因となった」と「マキャベリが考えた」。

次何が気になります? 

「何への希求?」とか「何の原因?」ってのが気になります。じゃあそれを見る。そしたら「普遍性への希求」「社会の混乱の原因」でした。見てみたら。

ってことで「普遍性への希求が社会の混乱の原因となった」と「マキャベリは考えた」。

これだけわかったらこの文OKですよ。ほぼ。

 

えー、長々書きました。飛ばした人もいるかもしれません(その人の読解の仕方、ある意味正しいです。その飛ばしたところ、例ですから)。

とにかく今日言いたいことは、

「わからない文があったらまず述語(述部)」。

「述語(述部)を確認したらその主語(主部)」。

その繰り返し。これをしていったらわからない文がわかりやすくなるはずです。

 

 

ではまた1ヶ月後に次の読解方法を書きますね。