大学入試改革について

 

先日以来、志学館ゼミナールの神宮教室、髙田教室、大淀教室で、志学館予備校と志学館個別の講師やチューターが、中学3年生向けに、アクティブラーニングの授業を実施しました。

 

4人一組のグループとなり、与えられたテーマに対して、グループごとにディスカッションを行い、みんなの前で発表するという企画。テーマは「どうして英語や数学を勉強しないといけないのか」。目の前に迫る高校入試はもちろん、その先にある大学入試や社会人生活を見据えて、あらためて勉強することの意義を考えてもらいました。

 

どこの教室も、大いに盛り上がるとともに、ディスカッションでは真剣に取り組んでいました。

 

 

 

このようなアクティブラーニング型の授業はすでにKECグループのいくつかの教室で実施されています。

志学館予備校は、今年度3月以降、キャリアデザインという科目のなかでアクティブラーニング型授業をはじめています。

 

アクティブラーニング型の授業の目的は、生徒たちの思考力・判断力・表現力を養うことです。このような力は、従来の暗記型学習ではなかなか育たないと言われています。人と人との関わりのなかで、互いに議論し、考え、反省し、知識を分かち合うなかで育まれていきます。

 

 

 

そもそもなぜ、そのような力を養う必要があるのか。

 

それは、子どもたちがこれから生きていく社会において、これらの力がますます重視されていくことになるからですし、そして何より、新しい大学入試に対応しなければならないからです。

 

 

 

いま、AIをはじめとした新たな技術が発達し、また、少子高齢化や外国人労働者の活用などの影響により、社会構造が大きく変化しつつあります。

 

それにあわせて、これからの社会を生き抜くために必要な力を身につけられる、新しい教育制度へのニーズが高まりつつあります。

 

このような背景から、2020年度以降、入試改革が行われます。

 

現在行われている「センター試験」は廃止され、代わって「大学入学共通テスト」が実施されます。この試験では、従来型の「知識」と「技能」にくわえて、「思考力」「判断力」「表現力」が重視されることになります。これにより、現状のセンター試験の出題形式が見直されます。たとえば国語や数学では、記述式問題が導入されることが検討されています。

 

また、英語でも大きな変更点があります。これまでのように「読む」「聞く」の2技能を主に問う問題から、新たに「書く」「話す」の2技能も評価に加えられ、4技能での評価がなされる予定です。これにあわせて、たとえば英検やGTECTOEICなどの既存の民間資格や検定試験が活用されることが決まっています。

 

 

 

こうした入試の変革にあわせて、塾・予備校業界でもすでにさまざまな取り組みが始まっています。

 

そのなかで、志学館予備校では、今年度よりアクティブラーニング型の授業と英検対策の授業を提供させて頂いています。成果は確実に出てきていて、英検の合格者が続々と出ています。しかし同時に、さまざまな課題も見えて参りました。来年度は、カリキュラムを抜本的に見直し、より効果の高いアクティブラーニング型授業や英語の総合力を見につける授業を提供しようと鋭意準備を進めているところです。

 

志望校合格はもちろんのこととして、さらにその先につづく子供たち未来を見据えて、これからも充実した教育を実施していきたいと考えています。

 

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